4月下旬なのに板を新調計画:ビンディング選び編
前回から相当更新をしていませんw
趣味オンリーの備忘録として始めたブログですが定期的に更新するというのはなかなか難しいですね。
更新したからと言って誰も読んでくれないような内容ですし、ただの独り言ですがw
まぁトップシーズンにこのブログの主要であるスキーネタを書かなかった(書けなかった)かというと、いや、言い訳になるんですが、
シーズンイン前は逐一
- どこのゲレンデに行ったとか
- どんな雪質だったとか
- BCでどこの山に登ったとか
- この斜面よかったよね
とか自己満足で色々ブログに記録を残す気満々だったんですが、
一番恐れていた事態に陥ってしまいましてスキーができないという状況で・・・
まぁこんなもったいぶって書くことじゃないんですけど、
要は
- ケガです
- 膝やっちゃった系です
- シーズンほぼ棒に振っちゃった系です
- ざまぁみやがれ系ですw
エキスパートのリフト下がいい感じだったんで非圧雪を飛ばして滑ってて
調子いいもんだから乗ってきちゃって、
リフト乗ってる外人から「フゥーッ!ナイス!」なんて言われたもんだから調子乗っちゃって。
いや、いつもだったら自分に向けて言ってるんじゃないと猜疑心の塊ですが、その時滑ってたのは自分一人、何度も振り返っても確認しましたw
2本目滑ってる時も外人から歓声もらっちゃったもんだから、柄にも合わず調子に乗っちゃって、
まぁ、要はうっすら新雪乗ってるけど下は底付きのコブ
かっ飛ばして見えないコブに突き刺さって膝死亡ですw
だからもうトップシーズンはずーっと平昌オリンピックを見てイメトレに没頭していました。
というのもオリンピックなんていうのはメーカー戦略のトップオブトップで、各メーカーこぞって契約選手に新しいマテリアルを供給して宣伝してますよね。
有名どころでいくと、前回のソチオリンピックではTeamOakleyが競技を問わず、黄緑のアイウェアを付けてかなりインパクト強かったですよね。
今回のTeamOakleyはHarmonyFadeっていう呼称でオレンジとイエローで左右色が分かれてるアイウェアも目を引きましたよね。
とてつもなく余談ですが、スキー競技ではPOCが今回オリンピックに投入したカラーリングもOakleyと同じようなオレンジだったので、ちょっともったいない感はありましたね。
完全に話は脱線しましたが、
ケガをしたとき、その時履いていた板はcorvusなんです。
実際に板自体になんの落ち度もないんですけどね。
なんでケガしたかっつうと、ビンディングが解放しなかったんです。
タラレバ論になってしまいますが、多分解放すればケガしなかったとは思うんですよね。
片方は解放したので無傷だったんですけど、片方は外れず膝死亡です。
まぁここで使用していたのがG3のIONです。
実際に軽量ですし満足してましたし、解放値もガチガチにしてるわけではなかったし普通に使ってる分には何ら問題ないと思うんですけどね。
構造的に前圧かけられるし解放機能はちゃんとついてますが、トゥパーツがやっぱりピンで挟む機構なんでどうしても転倒した際(左右に垂直に力が加わる)に解放しにくいようです。
Diamirのtectonなんかはトゥプレート自体がスライドする解放機構になってるようですが。
まぁこんなことを書いてますけど要はケガを理由にマテリアルを新調したいだけですw
今回板を新調するにあたって重視した点は
- パウダー滑れる
- 整地も滑れる
- ツアービンディングはつけない
こんな点です。
パウダー滑れる、整地滑れるってのは重視というかもはやマストなんですが、
ツアービンディング付けないってのは英断ですw
なかなか悩みました。悩む時間は山ほどありましたからw
なぜツアービンディングという選択肢を外してアルペンビンディングにしようとしたかというと、
所謂自分のような週末スキーヤーにとって超絶パウダーのTHE DAYにツアーに行ける確率なんて極めて低いんですよね。
もう一本camox freebirdがあるからツアー行くならそっちでいいやっていう考えです。
あと、超絶パウダーに当たったとしても、
最近のスキー場の傾向として圧雪しないSTEEPなバーンをかなり増やしてますよね。
だから、地元の方々に負けないように朝一に着けるよう頑張ってスキー場行けば、ハイクとかいう手間(楽したいんで)なしに結構いいオープンバーンを滑れるっていう。
かぐらだって水上だって尾瀬だって、リフト乗るだけで楽して滑れる良い斜面結構あるんですよね!
本州だったら妙高とか白馬とか志賀高原とかに比べたら雪質は劣るかもしれませんが、湯沢とかに比べたら全然良いですし、なにより関東在住だったら日帰りで比較的手軽に行けます。
楽できますw
そんな理由を付けて今後は(というか今までも)超絶パウダーの日は、楽してゲレパウ狙いですw
という理由でツアービンは不要っていうことで、アルペンビンディングを採用することにします!
本当は19モデルで発売になるSALOMONの超近未来ビンディングのSHIFTERとか、KINGPINの軽量版とか色々出るみたいなんでとっても気にはなってるんですけどね。
去年末にISPOが開催されて、そこで各メーカーの来期モデルが色々発表になってるんでとっても気にはなってますw
でも、ここは邪念を捨ててセール品を買うと自分に強く言い聞かせましたw
さて、ここで問題が発生します。
前の記事でも書きましたが、ブーツがSCARPAのFREEDOMなんでテック規格のISO9523を採用しているATブーツですよね。
あと、このブログでは書いてませんが、SL板も持ってるんでLANGEのRS130という一般的なアルペンソールのブーツもあります。
どうせ買うんだったらどっちのブーツも履けるビンディングがあったらコスパ高いですよね。
板2本持ってけば、午前は不整地をパウダー板で滑って、午後は整地をSL板で滑るとかブーツを履き替えずにできて2倍楽しめますよね。
今まではそんな夢のようなビンディングはありませんでした。
実際はチロリア系のアルペンビンディングもギリギリですがAT履けた(本当は履いちゃダメですw)んです。
でも18シーズンにMARKERから画期的なシステムが発売されて、ATもアルペンも履けるになりました!
メーカーからオフィシャルで両方履けますよっていうアナウンスがされたのは心強いですよね。
決してマーカーの回し者ではありませんw
今まで発売されてたJesterやGriffonやSquireっていう所謂ロイヤルファミリーシリーズにソールIDっていうものを搭載したことによってATもアルペンも履けるようになったんです。
アルペンとATソールの違いは端的に言うと、ソールの厚みが一番大きく違います。
ATソールはハイクを想定してますので、歩きやすいようにソールにVibram等のゴムが貼ってありますよね。
このゴムの分、コバとソールの厚みが違うせいでアルペンビンディングのトゥに入らないっていうのが一番の問題でした。
ソールIDっていうのはトゥ側のAFDグラインドプレート(ブーツのソールに設置する箇所)高さをネジ一本で高くしたり低くしたりできるんです。
詳しくはまた記事にして書きます。
このソールIDなんてものは自分が求めてたドンピシャな機能なんで、使わない手はないと思いましたので新しい板にはソールID搭載モデルをチョイスすることにしました。
https://www.marker.net/en/technlogies/soleid/
これが実際のソールIDが搭載されたトゥピースです。
ガンメタのステップがついてるのがグラインドプレートです。
このパーツがなんか表現がむずかしいんですけど、海陸プレートと大陸プレートが重なってるように交差してますよね。
ネジでこのプレート自体が前後しますので、トゥピースに近づけば近づくほど傾斜の分プレートは高くなります。つまりアルペン規格が履けます。
逆に遠ければ遠いほどプレートが低くなります。同様にATブーツが履けます。
一応手持ちの実機レビューに関しては後々記事にするつもりです。
この説明だと非常にわかりにくいとは思いますが一応説明したということでw
で、このソールIDを搭載しているモデルとなると、現状下記の3機種になります。
- Jester 16 ID
- Griffon 13 ID
- Squire 11 ID
どれもカッコいいんですけど、とても悩ましいですよね。
まぁ一番の違いっていうのは解放値の違いなんですけど、実際素人が使う分には11もあれば十分ですけど、というかそんな固くしたらまたケガするんですけどw
あと、上位2機種は2000g台に対してSquireは1500g台なんで結構アドバンテージはありますよね。
でも、、、完全なる格好から入るパターンなのでグリフォンかジェスターがいいなw
というかあとは値段ですw
- Jester16 ID:47,520円
- Griffon13 ID:35,640円
- Squire11 ID:24,840円
これ国内定価なんですけど、それにしてもJesterたっか!!w
Squire2つ買えちゃうw
まぁ定価で買うつもりははなから想定してないんで、買うお店の値段にもよりますね。
ということで例のごとく輸入する時の値段とカッコよさのバランスで決めることにしましたw
今回はビンディングを選ぶまでのどうでもいいような紆余曲折を書いてみました。
次回は本命の板選びについて記事にしてみたいと思います。