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スキー用品、アウトドアに関する事やアウトドア用品のインプレ、旅行記等少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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NEW BOOTS購入からサーモDIYまで

前回の記事でブーツ選び(主観onlyですが)の話をしました。

powderlover24.hatenablog.com

 

何かと理由をつけましたが、結局は新しいの欲しい病ですw

紆余曲折ありましたが、やっぱり新しいブーツを購入しましたw

今回はFREEDOM RS購入までとSLとの実物比較、熱成型DIYまでを書きます。

本当にどうでもいい記事しか書いてないので誰得情報です。

あと、後述で何度も言いますがこちらでご紹介している方法はあくまで自己責任となります。

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前回の記事では本当にどうしようもないラストを飾り

結局は安いの見つけたら買おう!ってことになりました。

これってもはや買わない選択肢はない意思表示ですよねw

 

まぁ、でもスキーを究極の自己満足スポーツと意識づけしている自分にとっては、誰がどう思おうと自分の納得のいくマテリアルでスキーをするのが一番気持ちいいですよね。

ただの素人がああだこうだ言ってて、レンタルシューズでもレベル変わんないよとか思われるかもしれませんが。

 

いきなり結論からですが、

SCARPAFREEDOM RSを購入しました(ええ、海外で安く)

SCARPAと言ったらイタリアのブーツメーカーですよね。

実際はマウンテニアリングブーツなどの登山のイメージが強く、本場ヨーロッパでは「スキャルパッ」って発音しますよね。

メーカーの説明としては

”フリーダムSLの強化モデルで、カフをポリアミド製にして硬度と剛性を高めたシリーズ最強モデル。

インナーブーツはより強化されたクロスフィットライドRS。

パワーベルトにはブースターを採用。

カーボンコアテクノロジーなどの核となる構造とブーツラストはSLと同じで、バインディングもATとテック(クイックステップ装備)が使用可能。”

ってことで、もう自分のニーズには完全に一致します。

 

ただ国内定価・・・お値段税込97,200円です。

しかもスカルパは型落ちでも値引き渋い。

こうなったらもうシーズン中盤ですし急ぐ話でもありませんので、じっくりネットを探してセールでお安くGETしようという目論見です。

おそらく外人はサイズは大きく、日本人サイズは入荷数も少ないため、待ちすぎると球数がなくなる可能性があるのである程度値段は妥協します。

大概の海外ショップの傾向としてはシーズン中盤からセールをし始め、それでも売れ残ったら夏のセールで超特価で売り切るスタイルが多いです。

 

そうこうネットをチェックしているところ、超セール価格でFREEDOM RSを発見!

そして奇跡のマイサイズでラス一でした、もう買わない手はなくNORDICAなんて選択肢も急ぐ話でもないとの前述を全て忘れたかの如く速攻ポチりましたw

インソールも同時に購入し全部込みで50,000円弱で購入できましたのでかなりお得に購入できました。

 

その実物がこちら!

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まぁオレンジのシェルに黄色のミッドソールは結構派手ですよね(誰も見てませんが)。

ただやっぱり実物の第一印象としてはかなり重厚感があり、よくできてます。

 

SLも今期モデルからRSと同様のバックルを採用してますが、流行りのワイヤー形状ではなくオーソドックスなバックル形状なのでグローブをつけたままでも操作しやすいです。

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そしてウォークモードもシェル後部のパーツを引き上げるだけの構造。

これはちょっと凍結したり雪詰まったりしたときにはどうなのかなとは思いますが、同形状のSLを使っている限り特に問題ありません。

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同サイズのSL(旧モデル)との比較になります。

ロワーシェルの形状とウォークモードレバー、コバ形状等に全く変わりない様子ですのでおそらく共通の型を使っているものと思われます。

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リアスポイラーやパワーストラップを押さえる金具も同じ形状ですね。

 

 

アッパーシェルはブラックのポリアミド製。

こちらはSLとは異なった形状をしていますし、硬さが全然違います。

かと言ってバキバキに硬い訳ではなく粘りのある硬さでフレックスは130となります。

SLが120なのでフレックス値は10しか変わりませんが、それ以上の硬さの違いはあると思います。

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ソールは一般的なVibramのMountain Plusです。

結構フラットな作りなのでハイクで岩場を登るとかだとちょっとグリップ力は弱いかもです。

まぁそんなハードなルートなんてはなから行きませんがw

あと、本当にクソどうでもいいんですが、日本とかヨーロッパ圏ではVibramは「ビブラム」の発音で通じますが、英語圏だと「ヴァイブラム」と発音しないと通じません。

 

 

あとあまり見た目ではわかりませんがパワーストラップも違います。

パワーストラップって一度締めても滑ってるうちに前後にテンションがかかることでどうしても上方向にずれたりしますよね、特にツアーブーツ場合はストラップが細いものが多く頼りないですし、細い分ズレ幅も大きく感じます。

FREEDOMシリーズのストラップは太く安心感があります。

そして前面にはぎざぎざの"返し"が付いていることによりパワーストラップが上にズレないように工夫がされています。

これ結構気の利いた機能だと思います、アルペンブーツでも採用した方がいいんじゃないか的な(まぁその前に文句言うんだったらケチらずにBOOSTERストラップつけろよって話かもしれませんが)。

でもデフォでこの仕様は嬉しいです。

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そしてRSのパワーストラップはなんとBOOSTERを採用しています!

ロックリングも2重になっており、下の層には通常のナイロンストラップ、上層にはBOOSTERの伸縮性のあるストラップと文句なしの構造。

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 あとはインナーブーツも結構違います。

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同じイントゥイション素材を使ったインナーとのことですが、比較するとタンのボリュームや切り替えなど結構違います。

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SLの方がちょっとへたり気味ってのもあるんですが、足へのフィット感がまるで別物です。

RSの方がインナーは分厚く、かなりしっかりした印象です。

後ろから見ると全体的にもボリューム感違うのがわかりますよね。

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勿論両モデル共にサーモインナーなので熱成型によりフィット感の強弱を調整することができますが、自分の足型はかなりボリュームが少ないのでSCARPAのフィット感は他メーカーと比べてとても良好です。

国内代理店のHPを見てもラスト幅の値は発表されてませんが、海外のHP等を見ると101mmとありますね。

でも実際足入れした印象としてはそんな広くないと思います(サーモで広がるのかもしれませんが)。

アルペンブーツではLANGEのRS130を履いていますが、ほぼ同じようなフィット感です。

多分標準的な日本人の足型だともしかしたら合わない人の方が多いかもしれません。

ちなみに↑日本規格のRS Wideではなく各国共通モデルの97mmラストのRSシリーズです。

 

ここまでSLと比較して優位性を挙げてきましたが、デメリットとしては

  • 重量
  • ウォークモードレンジ

ぐらいでしょうか。

重量としては片足でメーカー公表値RSは1,990gに対してSLは1,895g

100gの差ですね、手にすると重量差は感じられますが履いたらあんまりわかりません。

もちろん超軽量を売りにしているテクニカZeroGやロングツアー用のモデルと比較すると片足300gは違いますので軽いものではないです。

ただ、自分の場合はロング用も持っている中での選択肢だったので、この重量差のディスアドバンテージと滑走性・フィット感のアドバンテージは相殺できます。

 

あとウォークモードレンジとしてはRSは±25度に対し、SLは±27度。

アッパーシェルの違いからこの差が出てるんだと思います。

ただ、この2度ってマックスの値なんでそこまで気になりません。

実際もっと可動域の大きなVALCANでは、シール登坂中の軽い下りの場面で動きすぎてバランス崩すシーンもありましたw

ということでRSをごり押しする内容をお届けしました。

 

 

そして残る問題は熱成型をどうするかっていう点です。

これ多分結構同じ境遇の人いると思うんですよね、

  • 国内のショップで買って成型したけど店が近くにないからもう一回焼きたいのに行けないとか
  • 安いお店で買ったけど普通の店は持ち込みで焼いてくれない(自分のパターン)。

まぁ色々事情あると思います。

 

これは完全に自己責任ですが、私は自分で成型しています

海外のフォーラムを覗いたりするとオーブンレンジで焼くのが一番いいとか、ドライヤーはダメだとか湯煎するとか、まぁ人それぞれの考え方があります。

ただ、自分はオーブンもドライヤーも熱湯も使わない方法で焼いています。

 

何かというと、ガスストーブです。

※ここから先はガスストーブのメーカー説明書には禁止項目にあるような内容ですし、本来の使い方からは逸脱しております。場合によっては火がついてしまうなどの可能性も少なからずありますのであくまで自己責任かつ参考程度に留めてください。同様のことをされてストーブが壊れた、ブーツが壊れた、万が一の事態が起こったとしてもこちらでは一切の責任を負いません。

 

一般的なガスストーブの吹き出し口の温度はmax110℃です、これって完全にブーツをあっためるための機能なんじゃないかぐらいドンピシャです。

ただ、ガスストーブの吹き出し口にブーツを当ててあっためるっていうのだと、ドライヤーで温めるのと変わりませんし、ブーツ全体がまんべんなく熱が加わらないです。

ガスストーブを使用する目的としては、ドライヤーにありがちなヒューズが効いて冷風と温風が入れ替わるなんて心配はまずありませんし、出力も大きいので片足ずつなんてことなく左右一気に熱成型することができます。

 

ここで使うのが段ボールです。

大き目の段ボール(目安としては一般的な120サイズぐらいでしょうか、左右ペアが入る且つ余分なスペースも確保する大きさ)の1辺の中心に四角い窓をカッターであけます(吹き出し口の大きさ)

  1. 段ボールを組み立て内側に目張りします(隙間から温度が逃げないように)
  2. 吹き出し5センチ程度に穴あき段ボールをセット、ストーブの電源をつけて段ボール内予熱
  3. ブーツをin(穴からの風が直接あたらないように左右に分けて入れます)
  4. 蓋閉める
  5. 約10分待つ(様子見で3分ごとくらいに開けて覗きます、ちょっと開けたぐらいでインナー自体の温度は下がらないんで大丈夫です)
  6. インナーがふにゃふにゃになったのを確かめてすばやくブーツにセット
  7. 足入れてバックルを締めます(締め具合はフィットに影響しますのでお好みで)
  8. 冷めるまで20分ぐらい履いたまま
  9. 終了

こんな感じです。

段ボール下部に穴を空け風を送ることにより、温風の気流は上昇し段ボール内を循環しますので内部の温度はほぼ均等に一定になる理論です。

ブーツを入れても半分ぐらいスペースが空くようなサイズを選んだのもこの空気が循環しやすいようにです。

あと、段ボールって元々は強度を高めるためにボール紙を挟んでいます、これが空気の層となるんで実際に熱は適度に逃げにくい構造だと思うんですよね、あくまで主観ですが。

まぁ温度計なんかを隙間からぶっ刺して温度管理した方が確実だとは思うんですけど、温風の温度は基本変わらないですしめんどくさいので目視ですw

 

すみません、この成型してるときの手順は写真とか撮ってる余裕がなかったんで文章での説明なのでちょっとわかりにくいですね。

  

ブーツをヒーティングする前の準備として、トゥキャップやパッドを付けて靴下を履いたりするっていう話は言わずもがななので省略します。

 

また、冷めるまでどの姿勢でいるのかが一番かってのも諸説あります。

自分の場合はフィット感にプライオリティを置きたいので、ロワー2バックルは軽く締め、アッパーは通常通りの締め、つま先に5センチほどのブロックを踏みながら立ち、インナーが冷めるのを待ちました。

まぁこの方法だと両足一気に成型でき、左右違う成型方法を履き比べることがまずありえないので、どこまで違うのかってのは感覚的・気分的な問題かもしれませんが、少し前傾角をつけたいなって思ったのでそうしました。

海外のフォーラムを見たり、スキーショップの店員さんの話も諸説あり、異論はあるかと思いますが、あくまでも自分の感覚的なとこなので参考にしなくて大丈夫です。

そして、このサーモの仕方はメーカーとかショップの人からしたら、

は??なにしてんの?

って感じかもしれませんが、自分はこれで十分フィット感のあるインナーを完成することができました、完全なるDIYです。

そして、繰り返しになりますが、冒頭でも申し上げた通りあくまでもこの方法は自己責任ですので参考程度にしてください

 

新しいブーツ欲しくなったけど、別のブーツあるしいいのがあったら買えればいいか的なスタンスでいたのに、セールで見つけて即購入という本末転倒な話でしたが、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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