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スキー用品、アウトドアに関する事やアウトドア用品のインプレ、旅行記等少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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ebayでオークション詐欺にあった話(後編):商品到着その後

前回ebayでオークション詐欺にあった話(前編)を書きました。

powderlover24.hatenablog.com

 

今回はこの話の完結までを書きます。

実物の到着からセラーへの交渉・その後の顛末まで書いていこうと思います。

本当に誰得情報ですし、こんな典型例に引っかかってしまう人(自分)がいるくらいですので、同じような目に遭わないようにしてくださいねw

 

セラーから発送通知が来てから約3日後、それは休日の夜に唐突にやってきました。

前回の記事の最後で

  • 関税いくら取られるのかな
  • 税関でどう処理されるんだろ

と憂いていましたが、そんなものはただの杞憂に過ぎませんでしたw

 

いきなり郵便(EMS)で届きましたw

郵便でーす、ここに受け取りの印鑑を

以上ですw

税関で止められることもなく、難なく最速ルートで突破してきたようです。

この時点ではどうやってかいくぐってきたのかは謎

とりあえず中身を確かめるしかありません。

 

こんなでかい段ボールで香港から届きましたw

中身はバッグなんででかいのは当たり前なんですけどねw

f:id:powderlover24:20180511175551j:plain

 

差出人の住所と名前を確認してみると

ググっても出てこない●● TRADING LTDという貿易会社。

もうセラー個人じゃなくて法人になっちゃってるよw

住所は香港のYUEN LONG地区のようです。

 

EMSの伝票の荷物の概要を見てみると

  • category of item:sample
  • Country of origin:China

要は中国製のサンプルですよっていう表示。

f:id:powderlover24:20180511175639j:plain

 

 

更にInvoiceを確認してみると

  • Item:Gift Bag
  • Unit price:USD100.00

f:id:powderlover24:20180511175704j:plain

要はオークションや通販などの一般的な商取引を行って売買した商品ではなく、贈答品。

その贈答品の価格はUSD100ってことになってますw

 

おいおいマジかよw

これが税関検査をスルーした仕組みたいです。

つまりは、少額の贈答品だから課税対象にならないってことです。

 

いやいやいや、

普通に自分で使うだけのアウトドア用品は毎回少額でもきっちり課税されてんのにさ!

しかも明らかに課税種目合ってる??てのもあって絶対余分に払ってる分あるだろってさ!

 

この前なんか

店のノベルティ品(キーホルダー)がInvoiceに書いてないから通関できない

って言われて、わざわざ手紙と電話でやりとりして、

 

へ??

別にこっちが欲しくてもらったわけじゃないノベルティ品なじゃいんですけど

 

このままだと通関できないからノベルティの商品価値教えてって・・・

しかもそれにわざわざ数十円の関税をご丁寧にお掛けくださいましたから言いますけど、

  • なんで今回みたいな荷物が検査スルーなんだよ!w
  • どう考えても箱の大きさとInvoice見たら価格相違してるのわかるでしょw
  • 基準どうなってんだよ!適当かよ

つってw

まぁ別にいいんですけどね、紳士ですから。

 

 

つべこべ言わずに早く開封しろって感じなので意を決して開けましたけど、

やっぱ

超パチモンw

全然商品説明の本物の画像と違うw

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ちなみに一番下が説明画像にあった本物のやつです、全然違うw

パーツも柄も違うし、もうこうなったらコピー云々じゃなくて別物じゃんってゆうw

ナイキのマークなんて本物はプリントなのに、これは丁寧に刺繍しちゃってるしw

 

 

まぁ、モノが到着するまで黙っていた紳士ですが、

パチモンを受け取った以上黙認するわけにはいきませんので、とりあえずセラーに連絡します。

 

「届いたんだけどさ、説明と違うしこれってひょっとして偽物じゃないよね?

 香港から届いたしどうなってんの?」

 

まぁ、まずは軽くアホなふりしてメッセージを送ってみると、

 

「商品に満足いかなかったのは残念だよ。

 何が本物と違うんだい? 

 もし、送り返してくれるんだったら返金するよ。

 もしくはモノはそのまま持ってていいから、何なら半額をディスカウントして返金でもいいよ」

 

おいおい、質問したことだけに答えろやw

香港から届いたの件に答えろよw

はなから騙すつもりなんだから、満足いかなかったのは残念だったってゆう枕詞いらないよw

 

そうです、最初っからこの流れに持ってくるのがセラーの狙いなんです。

要は、

  1. そのデカい荷物を返品するとなると送料も高いし、手間だよね?
  2. だったら返品しなくていいよ。
  3. その分差額を返金するからさ。

っていう3段構えで相手を制して泣き寝入りを待つというやり方です。

 

まぁ多分こんな荒削りでリスクも伴うやり手がこの現代に淘汰されてないで生き残ってるっていうのは、多分騙される人(もちろん自分も含むですがw)がいて、その中でも泣き寝入りをする人が少なからずいるってことですよね。

 

逆に言えばディスカウントした差額分をrefundしたところで儲けがあるっていう採算になりますね。

 

騙される系のトラブルに巻き込まれることが多い自分ですが、戦いに乗った以上負けることは嫌です

なんでこっから実損を被らないための反逆を始めます

 

 

前回の記事の最後にも書いたように、

セラーへの連絡をした後は

  1. ebayへの報告
  2. Paypalへの報告

の手順です。

 

まず、ebayのマイページから該当の取引からebayへ報告。

ebayにはMoneyBackGuaranteeという制度があって、商品未着や説明相違などの場合のクレームを受け付けて、問題解決を仲介してくます。

pages.ebay.com

このシステムがないと、信用をメインに取引するオークション市場の健全な形成がなされないですよね。

瑕疵があっても売れたら終わりじゃ、ただの売ったもん勝ち市場になっちゃいますよね。

 

なんで、とりあえずebayに報告し、ebayの方からもセラーにアナウンスしてもらいます。

その結果、セラーから

"Hi, I can offer you a partial refund of $150.

Please let me know if you wan to go ahead.

There's little point of shipping the bag overseas because the shipping cost can be substantial. "

だってよ。

は?ざんけんなし。直接やりとりしたのと同じ内容を繰り返してやがります。

進展が望めません。

 

なので、次の手段です。

Paypalへの報告(異議申し立て)

ebayだけでなく決済を行ったPaypalにも、このやり取りの仲介をしてもらうことができるんです。

ここの2段構えって結構心強いですよね!

 

まずは異議申し立てという形で報告します。

一応今回は

  • 商品説明と違う、完璧なパチモン
  • はなから騙そうとした取引で明らかな詐取だ
  • しいては問答無用で返金要求

と強めのメッセージを添えてセラーにコンタクトを取ってもらいます。

 

このPaypalからの異議申し立てを受け取ったセラーから

  • さ、さ、詐欺なんかじゃないよ
  • だからさー、返品してくれれば返金するから
  • でも送料高いよ?

もうエンドレスループです。

多分こっちが折れるのを待ってるだけなんですけどね。

でもめんどいからってここで屈してはいけません。

 

次にこの異議申し立てをクレームへとエスカレーションする手続きをします。

といっても、ぽちぽちやるだけなんですけどね。

クレームへとエスカレーションした場合にPaypalがこの取引内容を調査してくれます。

そして、調査によって最終結果を出してくれます。

そのかわり、調査に必要な事項があれば随時要求するので協力してね、という感じです。

今回の最終目標としてはもちろん全額返金で損失ゼロ

また騙されたというだけで精神的ダメージを被ってるわけですから、実額に関しては絶対に取りこぼすわけにはいきませんw

 

まぁ、こんな心意気はあるんですが、

Paypalへのクレームは冷静を装います。

といってもほとんど繰り返しなんですが、

説明相違

・全額返金希望

を軸に事実をありのままに書きます。

異議申し立ては英語で行いましたが、クレームへのエスカレーションの際の申し立ては日本語で書きました。

ちょっとサポートが日本語に対応してるのかわからなかったんですけど、画面の説明は日本語だったのでこちらも日本語で。

英語が中3レベルなので日本語の方が絶対事細かに書けますし。

 

ちなみにクレームにエスカレーションした場合は最終判定はPaypalが行いますので、セラーから提案された一部返金等に応じる事はできなくなります

Paypalの判定で一部返金等の可否はわかりませんが、今回はこちら側に落ち度はなくあくまで全額取り戻すつもりなので突っ走ります。

 

とりあえず自分の言いたいことは主張しました。

ステータスとしては

意義申し立て

エスカレーション(今ここ)

相手の返答待ち

お客様のアクションが必要

Paypalが確認

返品

終了

 

こんな感じの流れで進んでいきます。

クレームへエスカレーションしたところで相手の返答や、Paypalからの資料依頼等ありますので、結構時間かかるしまぁ気長に待ちます。

Paypalからの協力要請に備えて実物の写真やInvoice等写真に撮っておくことにしました。

 

まだ連絡こないのかなー?と待つこと4日、

う、それは突然やってきますw

 

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なんの前触れもなくw

 

いきなりの大勝利w 

 

なんか呆気ないんですけど終了w

Paypalからの確認等もなくこちらの主張のみで認められたようです。

モノを返品するとかいうこともありませんでした。

 

パチモンと知ってて売ったりできませんので、クレジットへの返金が確認しソッコー粗大ゴミとして処分しましたw

 

実損ゼロを目指しましたが、粗大ゴミの処理代300円の実損となりましたw

まぁ勉強代としては破格に安かったと思いますw

みなさんも気を付けてくださいw

言われなくてもわかってと思いますがw

 

 

 

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