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スキー用品、アウトドアに関する事やアウトドア用品のインプレ、旅行記等少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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テックビンディング考(G3 ION12とDYNAFIT BEAST14)

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11月下旬ということでいよいよ待ちに待った17-18シーズン到来ですね!

 

今年はここ数年よりも積雪が早く、スキー場も順調にオープンしそうですね!

 

なので、夏場にはスキー場オープン前の11月中に立山に行ってキャンプをしようと意気込んでいましたが、計画倒れに終わりました。

(というか、ニュースでいつも滑っている斜面の大崩落の映像を見てチキったという方がしっくりきますが)

 

 

タイトルにもある通り今回はテックビンディングについてです。

 

正直、需要に関しては全くありませんし誰得内容です。

  

今までは

  • G3 ION12
  • G3 ION(ブレーキレス)

この2種類を使っていましたので、同系列モデルの比較しかできませんでした。

 

今回はDYNAFITのフラッグシップモデルであるBEASTが手元にありますので比較・紹介します。

 

まず、テックビンディング(TLT)を企画したのはDYNAFITの台頭によるものです。

 

ただ、自分の場合は、テック開発途上期はフレームビンディングを使用し、開発成熟期になり評判もちらほら聞くようになってからテックを採用しました。

 

では、なぜG3のIONシリーズにしたかたいうとぶっちゃけ格好です

(まぁ個人輸入で激安だったっていうのが一番かもしれませんがw)

 

すっきりとしたデザイン性と操作性のしやすさを求めてG3にしました。

 

実際、ツアーやパウダー通じて2シーズン使っていますが今のところ何不自由なく使用しています。

 

今回はDYNAFITのBEASTを手に入れました(自分のじゃないですけどw)ので、使用前ですが比べてみました。

 

なんかDYNAFITっていいもの作ってると思うんですが、日本国内へのアプローチというかプロモーションには全然興味ないみたいなんですよね。

その証拠にHP検索しても日本向けの表示はないですよね。

 

 

まぁ今回採用したBEASTなんですが、一応今まではその名の通りフラッグシップモデルでしたが、17-18向けのHPを見る限りどうやらカタログ落ちをしているようですw

 

ぱっと見た感じではトップモデルは新作のST ROTATIONシリーズのようで、メーカーも傾倒しているような印象です。

 

造りを見た感じでは、おそらく今までのRADICALシリーズのアップデート仕様のような感じですね。

 

 

まぁ今回本題の型落ち疑惑のBEASTに戻ります。

 

まず特徴はなんといってもゴツさにありますw

 

トゥピースはRADICALシリーズのように比較的シンプルですね(G3のそれに比べたら多少ごちゃってますが)。

 

トゥピースの下には所謂マウントみたいなものが1枚噛んでいますが、FTシリーズのようにターンテーブル状に左右動するわけではなく、固定式となっています。

 

比較しやすいようにG3の画像も交互に貼っていきます。

 

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横からの比較です。

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まぁトゥピースの着脱構造自体は、ピンの位置やバネの本数等さほど変わりませんね。

 

G3の方が金属部の質感がいいですよね、DYNAFITは無骨な印象です。

 

でも各メーカーそこまで変わらない造りということは、それだけ完成されている形なのかもしれません。

 

見た目のしっかり感で言えばBEASTの方がいい感じかもしれませんが、G3の方がよりシンプルで雪も詰まりにくそうな構造をしているように思えます。

 

でもピンを解放・固定するためのレバーについてはBEASTの方がより直感的というかクイックにできます。

 

G3の方が樹脂の質感等がよく見た目もすっきりしていますが、グローブをはめたまま操作するとなるとBEASTの無難さ(マウント部の高さがある分グローブが入りやすいのか)の方に軍配が上がりますね。

 

 

次に両者の違いが鮮明にわかるヒールピースについてです

 

ここ、ネットでも結構情報がなくて実際手にするまでわかりませんでした

 

画像ではなんとなくはわかりましたが、実際はかなり存在感あります。

 

G3はヒールピースのピン2本がブーツのヒールの雌側に固定されるシンプルな仕組みとなっています。

 

またウォークモード時はヒールピースを回転させることにより、ヒールフリーとなって0度、2段階の計3段階のモードになります。

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それに対してBEASTは上述のピン2本に加えて独自の押さえ2本(みたいなやつw)で更にブーツのコバを固定しています。

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なので、ブーツにも細工が必要となります。

 

普通のブーツのコバだとこの牙の圧力に負けますw

 

はまっちゃば多分問題ないんですけど、はめる時にコバがこの牙の餌食となり傷がつきますw

 

そこで、ビンディングを買うとBEAST専用のヒールマウントが付属しています。

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左がヒールマウントをつけたSCARPAのブーツになります。

 

実際右のDYNAFITのブーツを履いていますが、このマウントをつけると想定しているであろう、ビス穴の箇所にマーキングのポンチが打ってあります。

 

SCARPAのブーツにはそのようなポンチがありませんので、ヒールマウントを合わせてそのビス穴部に自分でポンチを打ってドリルで穴あけ加工が必要になります。

 

なんかちょっとめんどくさいですよねw

 

でも、ご安心してください。

このヒールマウントをつけたからと言って他のビンディングが履けなくなるかというとそうではありません。

 

G3のビンディングも問題なく履けますし、コバを押さえるタイプのツアービンディングも問題なく履けます(実際に試しました)。

(実際情報量が少なすぎて、この履けなくなるんじゃないか疑惑は手にするまでわかりませんでした)

 

ただ、1つ注意してほしいのが、

ヒールマウントをつけてないブーツでBEASTを履こうとすると、

牙2本の餌食になりますw

コバに傷がつきますw

いや、コバに傷がつきましたw

なんで友人の板も履いてみたいなと思い、その板にBEASTがついていたら要注意ですw

 

ちょっと脱線しましたが機能性の説明に戻ります。

このBEASTですが、G3のそれとは違いヒールピースが回転する機構にはなっていません。

 

ですのでウォークモードに切り替える際にはヒールピースの上に2段階のプラスチックを噛ますという原理の構造です。

 

なので、0度のウォークモードはありません!

 

まぁ、ここをデメリットと捉えるかは人それぞれだと思います。

 

ウォークモードにするってことは登攀時だから、「そもそも0度なんていらないだろう」という考えもあると思いますが。

 

でも自分の場合は0度っていう設定はあるに越したことはないと思ってます。

 

なぜなら、傾斜がそこまできつくないときに0度で我慢しながらしばらく登ると、傾斜がきつくなってきた際に1段階噛ましただけで圧倒的楽さを感じるからですw

 

まぁ逆に言えばそれぐらいしかデメリットはないと思います。

 

この機構が故、ブーツのヒールをはめる際にはヒールピースが後ろにスライドして、「ガチャ」っと言う表現が一番であろうしっかり感があります。 

 

なんで、ビンディングを選ぶ際には好みになるかと思いますw

 

私感ではありますが

  • シンプルな機能美と軽さを求めるのであればG3
  • メカニカルな機能と汎用性を求めるのであればDYNAFIT
  • アルペンと同じような安心感を求めるのであればフレームビンディング
  • 安心感も求めたいけどテック機能も使いたいのであればキングピン

まぁこんな感じでしょうかねw

実際、私自身キングピンは中途半端な立ち位置すぎてあまり興味はありませんw

良いとこどりという触れ込みですが、どっちつかず的印象ですね。

 

 

一応簡単ではありますが、G3とDYNAFITのビンディングの違いについて説明しました。

BEASTについてはまだ滑走していない為、追って使用感についてはレビューできればと思ってます。

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