MSR HUBBA HUBBA HPについて
今回は登山用テントのMSR HUBBA HUBBA HPについてです。
このテントも海外からわざわざ取り寄せたものです。
実際に徳澤園で張った際の画像になります。
登山用品に詳しい人は
「あれ?HP?」
と思ったかもしれません。
HUBBA HUBBA HPは現行ラインナップにないモデルになります。
今はHUBBA HUBBA NXというモデルが日本向けとして売られていますよね。
ではこの2つのモデルの違いは何かというと、
インナーが
- HP:メッシュなし
- NX:ハーフメッシュ
という感じですので、フライシートを掛けてしまうと見た目の違いはありません。
では、何でわざわざメッシュなしのモデルなんか買ったのかというと、
- バックカントリーで残雪期でも使える
- 他の人と被らないw
- メッシュなしでも換気は十分
この3点を重視しました。
まず、
- バックカントリーで残雪期でも使える
これは自分にとっては重要なファクターでした。
ハーフメッシュだと締め切ってもやはり気密性が気になりますよね。
実際にエアライズ(果敢にも普通のフライで残雪期に挑戦w)を使用しましたが、やっぱりちょっと寒かったですw
残雪期だったらシングルウォールってゆう手も考えましたが、やはり1つでオールシーズン使えるモデルの方がコスパはいいですよね。
次に
- 他の人と被らないw
ですが、エアライズのインプレを書いた時の繰り返しになってしまいますが。
やっぱりテント場で人と被らないってゆうのは自己満ではありますがちょっと優越感がありますよね。
HILLEBERGなんかの超高級テントを使っている方々には到底及びませんがw
MSRってカッコいいしNXという日本向けモデルを出しているにも関わらず、価格帯の高さ・インプレの少なさからまだそこまで浸透していないというか、そこまで見かけませんよね。
今期からシングルウォールのアクセスシリーズも発売になり、ラインナップも増えたことで今後盛り上がっていくのでしょうかね。
最後に
- メッシュなしでも換気は十分
これかなり重要です!
HUBBA HUBBAは他のテントにはあまり見られない特徴ですが、左右どちらにも入口と前室があります。
エアライズのようにクロスポールではなく、吊り下げ式ですので頭上の空間がかなり確保されている。
これは前述したエアライズとは大きく異なる点ですね。
実際この入口が2つあるっていうのは使い勝手のよさに直結しています。
メッシュはありませんが、暑いときは左右解放すると完全に換気できます!
勿論厳冬期などは両方閉め切れば気密性は保たれますよね。
実際に立山で換気と気密の重要性を体験したからこそ自信を持って言えますw
厳冬期はこんな感じです。
こう見ると前室はかなり広いですよね。
実際片方はブーツやアイゼン等置く用、片方は出入り口兼調理場として使用していましたが、かなり快適でした。
エアライズ2とHUBBA HUBBAと2人用テントを使ってきましたが、1人で使う分には
エアライズはまぁまぁ居住性もあり可もなく不可もなくって感じで、
HUBBA HUBBAは頭上空間も相まってか超広く感じます。
人によっては逆に広すぎるっていう方もいるかもしれませんw
でも実際、自分のように快適性を追求するのであれば、わずか約200gの差で広い空間を得られるアドバンテージは大きいと思います。
梅雨空けするといよいよ夏山登山・キャンプシーズンの到来ですが、少しでもテント選びの参考になれば幸いです。