関税について(2017/7):スキー板輸入編
東京は真夏日が続いている7月というスキーにとっては超絶オフシーズンですが、オフシーズンが故にセールの時期でもありますのでスキー板を輸入しました。
今回も関税についてお話しますので少しでもご参考になればと思います。
ます、今回買ったものについてです
- スキー板(Volkl 90eight)
金額:€300(もうこの時点でゲロ安ですw)
- ビンディング(DYNAFIT BEAST14)
金額:€250(これは日本では完全に考えられないぐらいのゲロ安ですw)
- ヘルメット(SALOMON MTN CHARGE)
金額:€64
以上の3点を購入しまして、送料含め合計金額は€640でまとまりました。
全てVAT約20%を引いている金額です。
為替レートは€1=131円で換算されたクレジットカードの請求ベースなので、日本円で約84,000円です。
正直言ってツアー用の板・ビンディングとヘルメット買って84,000円は破格すぎます。
実際にこのDYNAFIT BEAST14というビンディングの日本の定価は78,000円+税の84,240円ですよ!
日本で買うとビンディング代だけでお釣りでちゃうパターンですwww
ここで実際にかかった関税の話をします。
前にも話した通り(関税について:ウエア輸入編(2017/7))輸入した際には関税及び消費税が課税される仕組みとなっています。
今回もEMSで到着しましたので配達してくれた郵便局員に税金と通関手数料を支払います。
実際にかかった関税(国際郵便物課税通知書)です。
実際に今回の課税額の内訳としては
- CUSTOM DUTY FREE GOODS
- SMALL-VALUE GOODS.APPLICABLE TO SIMPLIFIED RATES
この2種類が記載されています。
前回と違い、1,CUSTOM DUTY FREE GOODSってゆう記載がありますよね。
これがスキー板に掛かる関税(無税)なんです。
税関のHPを見てもスキー用品については無税との記載がありますので課税をされていません。
ただし、消費税は課税される仕組みのため、消費税2,520円と地方消費税674円は徴収されます。
次に、2,SMALL-VALUE GOODS.APPLICABLE TO SIMPLIFIED RATESですが
これはヘルメットに掛かった税金になります。
少額輸入貨物の簡易税率5%が掛かっています。
ヘルメットもスキー用品だろ!って思うんですが、まあ仕方ないですよねw
でも関税200円、消費税252円、地方消費税53円と少額なのでnever mindですw
(正直生産性のことを考えると、500円程度ってゆう少額の課税をする手間考えたら、無税にした方が事務手続き係る人件費等の税金が安く上がるんじゃないかってゆう歪曲した観点に至ってしまいますがw)
こんな感じで今回の関税・消費税額はトータル3,800円となりました。
やっすいですよね!
商品金額と関税・消費税等を考慮しトータルで支払った金額は
84,000円+3,800円=87,800円
です。
相当安いですよね!!
実際の国内定価と比較してみましょう。
- スキー板:Volkl 90eight
国内定価:78,000円+税=84,240円
輸入価格:€300×131円+消費税3,194円=42,294円
- ビンディング:DYNAFIT BEAST14
国内定価:78,000円+税=84,240円
輸入価格:€250×131=32,750円(消費税は板に含む)
この改めて文字に起こすと、この輸入価格アドバンテージって結構破壊力ありますよね。
送料・関税含めたところで日本の半額以下で購入できました!
まぁその分日本国内の保証やリコールが受けられないというディスアドバンテージはありますが、スキー板なんて長くても3年で乗り換えるであろうし、この価格差は絶対的に魅力だと思います!
今回買ったモデルって16-17モデルなんで、来期型落ちになるだけでまだまだ今の段階では現行品なんですよね。
日本だとオフシーズンになったとしても、板等はよくても30%オフですし、ましてビンディングなんて15%とかしか割引ないですからね。
まぁこんな理由でスキー板やエクイップメントは全てオフシーズンのセール時期に輸入して、半年寝かせて実戦投入しています。
今後EPAの影響でアウトドア業界へのインパクトは未知数で国内定価は下がるかは不明ですが、まだまだ個人輸入で安くゲットする旨みは十分にありそうです。
このブログでは一方では夏山の話をし、また一方ではスキーの話をするという季節感ゼロでお届けしていますが、少しでもみなさんの参考になればと思います。
早く雪降らないかなwww
※今回は妥当な関税が適用されたと思っています。ケースによっては適用率等異なる場合もありますので自己責任でお願いします。
BEAST14についても日本でのインプレが極めて少ないので、後々ブログでご紹介できればと思います。