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スキー用品、アウトドアに関する事やアウトドア用品のインプレ、旅行記等少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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G3 ION12を自分で取付

今回はテックビンディングであるG3のION12を自分で取付けた際の注意点やポイントをご紹介します。

 

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なお、
G3は個人での取り付けを推奨しておりませんので、自己責任だということをご認識ください

あと、個人的偏見かもしれませんがスキー屋のバイトのお兄ちゃんにマニュアル通りに取付をこなされるより、自分でやった方が絶対丁寧だろうという思惑もありますw

 

 

まずはG3 ION12の紹介ですが、

メーカーからの抜粋です↓

IONは市場にある最もパワフルで、直感的な操作ができる軽量フリーライドツアリングビンディングです。先進的な発想で開発しました。
フロントピースは新しい設計でダイナミックかつ洗練された構造で、保持力、復元力共に優れているので歩行モード、滑走モードのビンディング能力が高まっています。
また、素早いブーツの着脱は今までにない装着具合です。
ヒールにも今までにないアルペンビンディングに近い前圧をかける事のできる構造となり振動吸収、誤解放が起こりにくくなっています。
ブーツとフロントピース、ブレーキとの密着度も高まりかつて無いパワー伝達も可能となりました。そしてスタイリッシュなデザインが気分を盛り上げてくれます!
重量:585g
ヒールピースサイズ調整幅:22mm
解放値:5-12


とまあこんな感じの紹介となります。

TLTビンディングはDYNAFITがパイオニアとなり開発・発売をしてきた中で、ある程度品質的にも成熟期にさしかかったところにG3のIONは登場しました。

私も実際どのメーカーのビンディングにしようか迷いまいしたが、

 

  • 着脱のしやすさ
  • ヒールピースの自在性(ウォークモードの際、左右どちらにでも回転する)
  • 前圧を掛けられる構造


この3点を重視してまず最初に買うべくものは総合的にG3 ION12だと判断しました。


次に価格面ですが、定価62,000+税です。

どこのスキーショップに行っても割引率は渋くて実売価格は税込みで60,000円前後ですよね。


そこで個人輸入ですw

EU圏内のお店から当時送料込みで€300程度で購入しました。

40,000円以下ですのでやはりメリットはあります。


ここからが本題のビンディングの取り付け方法になります。

ポイントは以下の3点です

  • ジグ(穴あけ用)の準備
  • センター出し
  • 穴あけ

 

まず1点目の

  • ジグの準備です

付属品ですが、ビンディング、タッピングビス(トゥ、ヒール用)、取付説明書、取り扱い説明書。

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メーカーが個人での取り付けを推奨していないため、タッピング用のガイドペーパーは最初からついていません!

  

ここでgoogleの活躍です。【G3 Ion mount】なんて検索すると、海外の方が親切にもガイドをCADで起こし印刷できるようにアップしてくれています。

これを使わない手はありません。

ただ、紙のペーパーだと心もとないっていうことで簡易的ではありますが、アクリル板で自作のジグを作成しました。

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これで十分お店が持っているジグに対抗できます。

 

  • 次にセンター出しです。

ここは極めて重要なファクターになりますので慎重に行いましょう。

まぁ実際ビンディングが0.5度斜めについていたところで素人には到底わからない気もしますが。
ここで用意するのが垂直が出せる定規です。ホームセンターで売ってますね。

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お店が使っているメタルジグは左右から挟めば勝手にセンターが出て、ガイド通りに穴を空ければそれで済みますが、DIYですとセンター出しは自力になることは必須です。


ここでは簡単に工程を紹介します。

  1. 板の中心付近にマスキングテープを貼ります(鉛筆でマークする用)
  2. 垂直定規を使って、左右から同じ距離を決めマーキング
  3. そのマーキングした左右の中心地をセンターとしてマーキング
  4. この工程を最低3か所(フロント・リア各々)で繰り返す
  5. その中心地を直線で結び、全ての点を通過していればOK


こんな感じです。まぁ理論的には単純ですよね。

最低3点は確保してください。2点だとずれてても気づきません(中学生の数学レベルですから言わなくてもわかってるよと思いますが念のためですw)

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こんな感じでセンター出しを終えたら、あとは穴あけ、ビンディング設置だけです
一心不乱に穴あけを行ってくださいw

ちなみにここでも実際に取付けした際の注意点をお伝えしま

せっかく一生懸命センター出したのにポンチ打ち損じたらアウトですw

  • ボール盤が無く手動ドリルを使う際には、垂直ガイドを使う

ビスが垂直に入らないと物理的に固定力は落ちます

また、ビスの底面が穴の底面に垂直に接地することにより更に固定力は上がります

 

  • 穴あけ実施後、ビンを装着する前にタッピングビスのみでネジ切り

穴あけたからって、早まらないでくださいw

最初にネジ切りが必要になります。タッピングビスだけで垂直に半分ほどネジを切りましょう

ここで重要なのは回転させることではなく、上からの垂直の力を掛けてネジを切るということです

おそらくネジ切りをして、反時計回り抜いた時に穴の周りにトップシートが盛り上がるはずです。

この盛り上がりをカッターで削ってきっちりフラットにしましょう。

多分スキーショップのお兄ちゃんはここまで丁寧にやらないはずです。

 

  • エポキシ樹脂(2液混合)はマスト

ネジを切り終わったらいざビンディングの設置です。

トゥ・ヒールどちらからやっても作業効率は変わりませんのでお好きな方からどうぞ。

ただ、ビスをねじ込む前に、予め空けておいた穴にエポキシ樹脂を流しこんでください。

これは、スキーの心材はウッドを使っているものも多いですので、接着材兼防水性を兼ねたものとなると2液混合エポキシが一番だと思います。

ビンディングをマウントし、エポキシが完全に乾燥すれば作業完了です!!

おそらく半日あれば足りると思います(エポキシが乾燥するのは半日以上かかりますが)。


いかがだったでしょうか。

実際特別な工具や知識がなくともビンディングは素人でも取り付けられます。

ただ最初にも言いましたが、あくまで自己責任ですのでご了承ください。

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