mountain to city

スキー用品、アウトドアに関する事やアウトドア用品のインプレ、旅行記等少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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個人輸入のすすめ

今回のテーマはアウトドア用品・スキー用品の個人輸入についてです。

  • 個人輸入ってハードルが高いんじゃないの?

とか

  • ちゃんと届くか不安だし決済もどうやってやるの?

っていうのが個人輸入をされたことのない方にとって気になるポイントだと思います。

実際私もかれこれ10年程個人輸入をしてアウトドア用品からスキー用品まで購入しており、一度も失敗したことはありません

 


また、これらのメーカーって基本ヨーロッパのメーカーが多いですよね(もちろん北米もありますが)。

アウトドアギアを選ぶ際に欧米人と日本人の差ってなんだろうって考えると

  1. 体の大きさ(言わずもがな身長差はありますよね)
  2. 足型の違い(私は例外ですが、日本人は幅広・甲高の方が多いようですね)
  3. 頭の大きさ(大きさもそうですが形状が違いますよね)


これらは何をどうあがいたとしても典型的日本人は欧米人のフィジカルに敵わないんですよ。

でも言ってみればこれを克服することにより輸入し価格メリットを享受する価値は十二分にあるはずです。

実際ヨーロッパのお店なんかはVAT(税金)が18-20%で販売されていますので、EU圏外である日本への輸入となればこのVATは免税になります。


定価が日本よりも低く設定されているのに更にVAT20%引きって相当魅力的ではありませんか??

Arc'teryxやSALOMON、HAGLFOS、DYNAFIT、G3なんて日本の定価が高すぎますよね。

もちろん特定の代理店批判するつもりではありませんが、庶民には考えられないような値段がつけられているのも現実です。

また、代理店通して買う場合にはメーカーの正規保証が受けられるとゆうメリットがありますので、安心感を買うようなイメージですかね。

ただ、アウトドアウェアやエクイップメントって素材の劣化もあって、償却期間ってどんなに長く見積もっても5年くらいですよね。

実際山に行くと何十年使ってんだよ!

ってゆう化石のような道具を持っている方に出会うこともありますがw

自分の場合ですと、スキー板は2年(2本で回しても)、スキーブーツ・登山靴も2年ぐらいで買い替えています。

私と同じようなサイクルの方は圧倒的に損をしていると思いますw

また、販売時のVAT免税は受けられますが、輸入時には日本の関税及び消費税が掛かりますのでご注意ください。

気になる関税額ですが

  • 関税額:課税価格(日本円換算)の60%×関税率
  • 消費税:課税価格の約8%(国内消費税と同程度)

ぐらいが目安になります。


実際スキー板をはじめとするスポーツ用品って関税が無税のカテゴリも多いんですが、アウトドアウェアって衣類として見なされたり、登山靴は一部皮革を使用していると関税率が変わったりします。

これは実際輸入して日本に到着するまで正確に●●円っていうのがわかりません。

日本到着後にEMSで届けば郵便局に問い合わせ、UPS等で届けばそちらからの請求により関税額がわかります。
ただ、何度も言いますが、関税を考えても絶対に日本より安いです。


話がそれましたが、上述のサイズに関する3点の注意点をお教えします

 

1,体の大きさ

国産メーカーでいうとmont-bellなんかは日本人に合わせたパターンからウエア作りってされています。
でも他の大手海外ブランドって基本的に欧米人向けのサイズになっていますよね。

しかし日本の代理店を通した商品でも例えば、Sサイズ(日本Mサイズ)というような表記がされてます。

これってただ単に表記が1サイズ違うだけで国内代理店を通して売られているものと、海外で売られているものって素材からパターンからサイズまで何の違いもないんですよ。

つまり、アジアンフィットと特別な表記のあるようなモデル(かなり限定されている)以外はパターンも素材も同じなんです。

 

2,足型の違い

これはスキーのブーツの選び方でも書いたようにかなり重要なファクターになります。

スニーカーのような柔らかいモデルであれば問題ありませんが、アルパインブーツやスキーのハードブーツなどは足型の違いによるフィッティングが全てといっても過言ではありません。

いくらあのシューズ・ブーツカッコいいいなって思っても足に合わなかったら、けがをして下山できないなどの最悪のケースに陥りますので本当にフィッティングは重要です。

特に幅広甲高のTHE日本人足の方はJAPAN FITをお勧めします

しかし、ガルモントやスポルティバ、サロモン等の大手メーカーは基本的に世界共通のラストを採用していますので、実際に足型が合う方は個人輸入する方が安上がりだと思います。

ただ、上で述べた通り革靴と見なされると関税4,500円/足という場合もありますのでご注意ください。

実際私も厳冬期用の登山靴を輸入した際にアッパーにヌバックが使用されたモデルでしたので、この関税額を徴収されました。

まぁ、それを考えても日本の30-40%引きで買えるので安いんですけどね・・・。


3,頭の大きさ

というか顔面の広さと頭蓋骨のデカさとでもいうんでしょうかw

これはヘルメットやゴーグルなどのハードパーツを買う時のファクターですよね。

頭の形や顔の形に合わないヘルメットやゴーグルを使用すると、いざという時にケガの元になりますので合わないなら合わないで大人しくアジアフィットを買いましょう。

それ以外の方は個人輸入ですw


ネット社会の今、googleで【欲しい靴の名前、メーカー】を叩けば日本の店のHPより海外の店の方がよっぽど多く表示されますので是非一度検索してみてください。


今後も個人輸入した実物やスキーム、使用時のインプレをブログにしてまとめていこうと思いますのでご参考になればと思います。

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